心をどこに向けるべきか
- 5 分で読めます - 2481 文字あなたがたは地上に富を積んではならない.そこでは,虫が食ったり,錆び付いたりするし, また,盗人が忍び込んで盗み出したりする.
富は,天に積みなさい.そこでは,虫が食うことも,さび付くこともなく, また,盗人が忍び込むことも盗み出すこともない.
あなたの富のあるところに,あなたの心もあるのだ.
マタイによる福音書 6:19-21
心は常に働き続ける
私たちが生きて,活動する限り,私たちの考えというものは止まることを知りません. 私たちの心のうちには,常になんらかの思考が巡り,考えが巡り, その考えに基づいて,私たちは体を動かして行動しています.
私たち人間には生まれながらにして極めて高度な脳が与えられ,その脳は私たちが生きて活動する限り,常に活発に活動し続けます. その脳を使って生きる以上,私たちがどんなに怠惰に生きていようとも, 私たちの脳が働き,心のうちに考えがめぐり,私たちの意識がなんらかの対象に向かって働くことを止めることはできません.
しかし,この心の働きを間違ったところに使うと,非常に大変な思いをします. ある人は自分が思い悩んでいる事柄にばかり意識を向け,ある人は自分によくしてくれる人に意識を向け, ある人は自分を苦しめる人に意識を向け, ある人はこの世のなんら益にならない快楽享楽娯楽に意識を向けたりして, 自分に与えられたお金よりも貴重な時間を無駄にしてしまう人のなんと多いことでしょうか!
そのように,自分にとって益にならず,むしろ害になってしまうような事柄に自分の心を向けることばかりをしていると, 当然自分の考えに従って自分の体が動く以上,私たちは自分の体を自分にとって益となるように,すなわち自分が成長し,発展するように動かすことができなくなってしまいます.
私もまた,かつてはこのような経験ばかりしていました.私を悩ませる事柄があればそればかりに意識を向けて苦しみ, 私によくしてくれる人がいたら,その人のことばかりを気にしてしまい,私を悩ませる人がいたらその人のことばかりを考えて苦しみ, 適当な快楽享楽を見つけたらそれに意識を向けて,時間を無駄にして後々後悔するということを, 嫌というほど経験してきました.
それら無益な事柄に意識を向けたところで問題が解決するわけでもなく,自分に成長や発展があるわけでもありませんでしたが, それでも私は自分の意識をどこに向けるべきか全く分からなかった以上,そのように自分の心の働きを無駄にして, 自分の体を益となるように動かせないまま生きる以外に方法がなかったのです.
働き続ける心をどこに向けるべきか
しかし,私がRAPTさんの教えを知り,その教えに従って,確かに実在しておられる天地万物の創造主の偉大な愛を知り, その愛を受けて,その愛に恩返しするために生きるようになってからというもの,私は,このいつも働く心をどこに向けるべきかを知りました.
それは,私たちを真に創造し,私たちよりもはるかに高い知能と愛を持って私たちを愛してくださる,私たちの神,主です.
私たちがRAPTさんに教わった通りに神様を愛し,その上で主にできる限り多くの時間意識を向けて生きるように努めるならば, そのように意識を主に向ける事ができた分だけ,私たちには知恵と力と恵みと愛とが与えられ,他の人よりも早いスピードで成長する自分を実感する事ができます.
神様は確かに実在しておられ,私たちが神様のお考えである御言葉を学び,その御言葉に従って実践する訓練を続け,更にはいつも神様を意識して生きる事で, 私たちは確実に神様に似た者へと成長していく事ができます.
いつも神様を意識して生きる事で,私たちは自分の心が世の中の雑多なものに向かうことがなくなり,それら悪いものから影響を受けなくなり, むしろ神様から愛と恵みを受け,神様からくる良い影響だけを一身に受けて生きられるようになるので, そのように生きていない周りの人々よりも知能が高くなり,様々な実力を身につけ,任された仕事も素早く行えるようになるのです.
実際,私は神様をできる限り意識して生きることを意識して実践するようになってからというもの,自分が今まで以上に早いスピードで神霊になり, 心のうちから悪い考えが一層消え去り,むしろ真理と愛とに満たされて,喜びと希望を抱いて生きられるようになったことを実感しています.
私たちの心はいつも働いており,生きている以上その働きを止めることは叶いません.しかし,なぜ私たちの心がそのようにいつも働いているかといえば, それは私たちがいつも神様に心を向けて,神様を愛することを考えて生きて,それによって神様に喜んでいただくためなのです. そのようにして生きる時,私たちは初めて,自分たちに生まれながらにして与えられた高度な脳を,創造目的通りに使っていると言えるのではないでしょうか?
そして,そのように生きる私たちをご覧になって,主はとても喜んでくださり, 人間からは決して受けられないような偉大な恵みと力と愛とを注いでくださるという体験を私たちはしています.
この,人智を超えた愛を受けるという体験こそが,私たちが信仰を持ち続ける理由であり,皆さんにRAPTさんの教え通りに神様を愛する ことを薦める理由であるのです.
人間に意識を向けても,人間から良いものを得ようと期待しても,全ては無益です. 私たちに全てのものを豊かに与えて楽しませてくださる方,確かに存在しておられる天地万物の創造主をRAPTさんの教えに従って正しく愛することこそ, 私たちの生活と人生とを真に支える基盤であるのです.